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津田健次郎の若い頃からブレイクのきっかけまで徹底解説!

津田健次郎

セクシーで大人な色気と落ち着いた低音ボイスで50代にしてブレイクしている俳優で声優の”ツダケン”こと津田健次郎さん。

50代でブレイクするまでは何をしていたのだろう?そんな疑問をもちますよね。そこで今回は若いころの津田健次郎さんについて調査してみたいと思います。

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20代、津田健次郎の若い頃にクローズアップ

高校卒業後~養成所時代

遅咲きの俳優として人気を博している津田健次郎さんですが、20代の若かりし頃の津田健次郎さんは一体どんな人生を歩んできたのか気になることろですよね。

津田健次郎さんが高校を卒業後どんな道を辿り、どんなキャリアを積んできたのか詳しく見ていきたいと思います。

大阪にある私立の男子校『明星中学校・高等学校』を卒業後、明治大学文学部文学科演劇学に入学しています。映画を学べる大学に行きたかったようですが当時はまだ少なかったそうで、演劇でも勉強になるだろうとの思いから選んだ進学先でした。

子供のころから映画が好きで名画座に通っていた津田健次郎さんは将来は映画の道に進みたいという夢を持っていたためこの進学先だったのですね。

大学に入り映画を撮ってみたいと思っていた津田健次郎さんでしたが、なかなか撮りたい映画のビジョンが描けずにいました。

そんなときに演じる方面にも興味を持ち、俳優の養成所である「演劇集団円」を受験し見事合格します。
この養成所は渡辺謙さんや岸田今日子さんが所属していた有名な養成所ですね。

2年間の研修期間ののち入団試験を受けた津田健次郎さんでしたが、まさかの落選をしてしまいます。

とてもショックだったそうですが、それでも俳優になることを諦めようとは少しも思わなかったといいます。

子供のころから何か表現したい、鬱屈としたその気持ちをどうにかしたいと思っていた津田健次郎さんは、演じることで他人になりきり表現することで気持ちを発散させる場もでき、演技にのめり込んでいったそうです。

『食えなくても売れなくても芝居ができればそれでいい』と思っていたそうなので、演技に対する強い想いが伝わってきますね。

養成所卒業後~声優人生のスタート

養成所卒業後は舞台系の小さな事務所に所属してオーディションをひたすら受けますが、オーディションは落ちまくり生活も困窮し、電気やガスも止まって、演劇だけでは到底食べていけない時代を過ごしました。

24歳のとき、事務所の先輩である女性が俳優業の他に声優の仕事もしていたことから声が掛かり、声優のオーディションを受けてみないかと誘われます。

経験ゼロの声優業ですが、仕事もなく断る理由もなかったことからオーディションを受け、見事合格してしまうのです。

1995年に放送されたあだち充原作の野球アニメ『H2』の野田敦役として声優デビューを果たします。

俳優としてお芝居に明け暮れていた津田健次郎さんにとって、ひょんなことからオーディションを受けることになり決まった声優デビューは津田健次郎さんにとってのターニングポイントといえるでしょう。

その後も順風満帆だったというわけではないようですが、声優と俳優という二刀流を続けていました。

29歳のときに大人気アニメ『遊☆戯☆王デュアルモンスターズ』で風間俊介さん演じる主人公のライバル『海馬瀬戸』役に抜擢されます。

そして、ここから津田健次郎さんの声優としての地位が確立されていくことになります。

20代の津田健次郎さんは演じることに魅了され、ひたすらに努力を重ねますが俳優としてはなかなか目が出ませんでした。

ひょんなことことから受けた声優のオーディションをきっかけに、新たな才能を開花させて声優人生のスタートを切ることになったのです。

津田健次郎50代でブレイクのきっかけ

津田健次郎さんは50代で遅咲きブレイクと言われていますが、きっかけは何だったのでしょうか?

それには以下の2つの理由があるのではないかと思います。

声優としての知名度とキャリアの確立

アニメ『H2』で声優デビューを果たした津田健次郎さんですが、その後もとんとん拍子に人気声優に上り詰めたわけではありませんでした。

アニメ『H2』の声優としての仕事は1年程続いた後は、少しの俳優業と年1~2回単発である声優の仕事を細々と続けていたのでした。

そんな津田健次郎さんに訪れた転機こそ、津田健次郎さんブレイクのきっかけとなった人気アニメ『遊☆戯☆王デュアルモンスターズ』のオーディションでした。

そして、ここで出会ったある人物との出会いもまた、津田健次郎さんブレイクのきっかけと言えるでしょう。

『遊☆戯☆王デュアルモンスターズ』のオーディションで、風間俊介さん演じる主人公のライバル『海馬瀬人』役を選ぶ最終選考へとみました。

最終選考に進んだ3人の候補者の中から津田健次郎さんを選んだ人こそ、声優『津田健次郎』を見出した人物、声優界のれレジェンド「三ツ矢雄二」さんです。

最終選考に残った3人の中から津田健次郎さんを選んだのが録音監督をしていた」三ツ矢雄二さんでした。

津田健次郎さんを選んだ理由としては

  • 低くてお腹に響く声が欲しい
  • 暗い印象だけど華のある子がいい

という理由で見事アニメ『遊☆戯☆王デュアルモンスターズ』の主人公のライバル『海馬瀬人』役に選ばれました。

この後、津田健次郎さんは三ツ矢雄二さんの厳しい指導を受けながらレッスンを受けるわけですが、三ツ矢雄二さんは津田健次郎さんに対して

「あんた、本当に頑固ね。すごく頑固! 尖ってる! その生き方は本当に苦労するし大変だけど、あなたがそれを貫きたいなら頑張りなさい」

引用:文春オンライン

こう言われたといいます。この話はとても印象的なエピソードとして度々語られています。

『遊☆戯☆王デュアルモンスターズ』で知名度のついた津田健次郎さんは、次の作品、『テニスの王子様』での『乾貞治』役で人気を博し、声優としての知名度を上げることになります。

その後は『呪術回戦』の七海海人、『チェンソーマン』岸部など数々の人気アニメに出演し、アニメ界、声優界での確固たる地位を築いていきます。

俳優として長年の経験と年を重ねた深み

声優としてアニメ界だけではなく、吹き替えやナレーションなど幅広く活躍していた津田健次郎さんは、2020年NHK連続テレビ小説『エール』で語りを担当することになります。

語りと同時に俳優としても数シーン出演すると、「朝ドラの仕事もしてるんだね」と沢山の人に応援してもらえるようになったといいます。

その翌年放送された『最愛』では連続ドラマに初のレギュラー出演を果たします。

その後はNHK連続テレビ小説『あんぱん』『19番目のカルテ』『ザ・ロイヤルファミリー』、自身初の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』への出演、来年1月スタートの『ラムネモンキー』では自身、地上波初主演を果たすなど俳優として大活躍を見せています。

この背景には、長く辛い時代も自分を信じ、腐ることなく淡々と努力を重ねてきたたまものだと感じます。

淡々と積み上げた俳優としての土台に声優としての確固たるキャリア、そこに50代の男性としての深みが重なり唯一無二の存在感となって「津田健次郎、50代でブレイクのきっかけ」になったのではないでしょうか。

津田健次郎、最強イケボとイケボの秘密

津田健次郎さんと言えば低音のセクシーな声が魅力です。

ファッション誌ViViが選ぶ2023年『ViVi国宝級イケメンランキング』『イケボ部門』で初代王者に輝いたのが津田健次郎さんです。

自身では「イケボとは思っていない、変な声」と語ります。”イケボ”(イケメンボイス)と評価されるセクシーな低音ボイスを津田健次郎さんご自身は変な声だと感じていて、いろいろな役を演じられる声だとは思っていなかったんだとか。

津田健次郎さんのイメージというと、渋くて大人で落ち着いたイメージを持ってしまいますが、意外や、自身のことを「ポンコツ」と言います。

初対面じゃない人に自信満々に「はじめまして!」と言ってしまったり、あとは忘れ物が圧倒的に多いのだとか。

使いたいときにイヤホンやライターを家に忘れてきてしまったり、傘を外出先に忘れてきてしまったり。

『傘は共有物だと思うことにしました。』には笑ってしまいました。

こんな飾らないお茶目なところや自然体で謙虚な人間性も話し方に反映されて魅力になっているのだと感じました。

それからインタビューで「声で心掛けていることは何か」と聞かれると、特にはないけれどと前置きのあとに、

好奇心が死なないように、世界が狭くならないように、思考停止しないように、いつもは話さない人と話す。見ないものを見たり考えたりする。など内向きにならずに常に外に目を向けていると話されていました。

常に向上心を持って新しいことを吸収しようとする鋭敏さや体力維持のためのジム通いを日課にするなど、アクティブでストイックな一面も演じる役の深みになっているのだろうと想像しました。

のどのケアには気を遣っていそうですが、のどあめとうがい程度で特別なケアはしていないそうです。

昔に比べて声はだいぶ低くなっているそうで(たばこなどが原因)『遊☆戯☆王デュアルモンスターズ』の頃は今よりだいぶ声が高かったそうです。

それは驚きですよね!昔の声と聞き返してみるのも楽しそうですが、津田健次郎さんは、声が変わっていくのもいいと思っている。と語っているように、年齢を経て経験を積んで変わっていく声を楽しめるのも素敵なことですよね。

津田健次郎とコナン映画のマル秘話

2023年12月26日に公開された『名探偵コナン100万ドルの五稜星』

コナンには熱心なファンも多く幅広い世代から愛されている国民的人気アニメです。

毎年公開されるコナン映画『名探偵コナン』シリーズは非常に人気が高く、この『名探偵コナン100万ドルの五稜星』はコナン映画史上歴代1位となる興行収入(158憶)を記録しました。

そしてこの映画で土方歳三(ひじかたとしぞう):新選組副長と

鬼丸猛(おにまるたけし):現代の剣士、アニメ『YAIBA』の登場人物

の2役を演じたのが津田健次郎さんです。

コナン映画と言えば声優で俳優が分かるといわれるほど声優陣が豪華で有名ですが、その対策として豪華声優陣を大量起用していると言われています。

実際この映画でも松岡禎丞さん、銀河万丈さん、大泉洋さんなどの豪華声優陣が起用されています。

そんな中でも津田健次郎さんのファンは多く、SNSを見ると、『土方歳三が津田健次郎さんの時点ですごくよかった』や、『やっぱ津田健次郎しか勝たん愛してるー』など、熱いメッセージが数多く見られました。

実はこの映画の中での津田健次郎さん演じる土方歳三と鬼丸猛の出番は多くはないのですが、予告編冒頭から土方歳三ではじまるインパクトと存在感があります。

それからもう一つ、この津田健次郎さんの役には秘密があるのです。

それは、名探偵コナンの産みの親である漫画家の青山剛昌(あおやまごうしょう)先生の指定で土方歳三の声優役に津田健次郎さんが選ばれています。

青山剛昌先生の指定というだけでもすごいのですが、なんと土方歳三のセリフはほとんど青山剛昌先生が書いたものだそうです。

青山剛昌先生ご自身が語られているインタビューを見たのですが、津田健次郎さんに対する熱い気持ちを感じました。

この青山剛昌先生の津田健次郎さんの起用についてと津田健次郎さん演じる土方歳三についてのコメントには、

『津田健の声聞こえた瞬間テンション上がりました!!!オファーしてくれてありがとうございますほんとに!!』

『初っ端の土方歳三の声がたまらなく良すぎてビリビリしました。』

『ツダケンだけで見に行く価値あった!』

など津田健次郎さんの声がかっこよかったという感想の多さに津田健次郎さんの演技力と愛され力を感じました。

青山剛昌先生の津田健次郎さんを抜擢する慧眼もさすがですが、期待を上回るパフォーマンスを見せた津田健次郎さんの演技力はやはりすごさを感じます。

まとめ

津田健次郎さんの若い頃はお芝居に没頭し、オーディションに落ちてもひたすらに俳優の夢を追い続けるお芝居をこよなく愛するお芝居大好き人間でした。

たくさんの津田健次郎さんの言葉を読んでいるうちに、演じることが遊ぶことのように大好きな人なのだと感じたとともに、そこにかける情熱と努力が並大抵ではなかったという事がわかりました。

津田健次郎さん、50代でのブレイクの裏には、目の前のことに一生懸命取り組んできたことの積み重ねと、謙虚で人当たりのよい人間性、常に向上心を忘れずに新しいことを吸収しようとする姿勢があることが分かりました。

歳を重ねて益々深みを増すであろう津田健次郎さんから今後も目が離せません。

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