女優として、そして『アナと雪の女王』のエルサ役として、その圧倒的な歌声で多くの人を魅了する松たか子さん。その活躍ぶりを見て、「一体どんな育ちや背景を持っているのだろう?」と、気になりますよね。この記事では、日本を代表するギタリストである「夫」と豪華すぎると話題の「家系図」という2つの側面から、松たか子さんの魅力を解説します。
松たか子さんを公私にわたって支える夫・佐橋佳幸(さはし よしゆき)さん。実は、日本の音楽界を代表する“スーパーギタリスト”であることをご存知でしょうか。
ここでは、多くの人が意外と知らない佐橋さんの経歴や、二人の関係性について詳しくご紹介します。
佐橋佳幸さんは、彼女より16歳年上で、ギタリストや音楽プロデューサーとして第一線で活躍されています。
その実力は折り紙付きで、例えば、誰もが一度は聴いたことのある小田和正さんの名曲「ラブ・ストーリーは突然に」。あの印象的なギターイントロも、実は佐橋さんが演奏していると知ると、驚きですよね。他にも、山下達郎さんや桑田佳祐さんといった大物ミュージシャンのツアーメンバーにも名を連ねるなど、まさに音楽業界のトップを走る存在です。
二人は仕事での共演がきっかけで2007年12月に結婚。当初、父である松本幸四郎(現・二代目松本白鸚)さんが結婚に反対したとも報じられましたが、2015年に長女が誕生してからは良好な関係を築いているようです。
現在では音楽の仕事で共演することもあり、佐橋さんは「妻(松たか子)は譜面をすぐ読みこなして歌えるので本当に素晴らしい」と語るなど、互いの才能を認め合う、まさに理想的な夫婦関係と言えます。
松たか子さんと言えば、その“華麗なる一族”も有名ですよね。「家系図がすごい」と話題になる理由を、彼女の家族構成とともに分かりやすく解説します。
松たか子さんは、歌舞伎界でも屈指の名門「高麗屋(こうらいや)」に生まれました。
父、兄、姉、そして姉の夫である俳優の川原和久さんまで、ご家族が芸能界の第一線で活躍されているとは、改めてそのすごさに圧倒されますね。
松本家のすごさは、ご自身の家族だけにとどまりません。父・松本白鸚さんの実の弟、つまり松たか子さんの叔父にあたるのは、人間国宝でもあった二代目中村吉右衛門さんです。
また、尾上菊五郎家や市川海老蔵さんとも遠い親戚関係にあるなど、その血縁は歌舞伎界全体に広がっています。これだけの名優たちが親戚に名を連ねていることから、松たか子さんの持つ圧倒的な存在感や表現力にも納得です。
松たか子さんといえば、女優としての輝かしい経歴はもちろんですが、その「歌」の才能を抜きには語れません。1997年に「明日、春が来たら」で歌手デビューして以来、多くのヒット曲を世に送り出してきました。
そんな彼女の歌唱力が、日本中、そして世界を感動の渦に巻き込んだのが、あの大ヒット映画『アナと雪の女王』です。日本語吹替版でエルサ役の歌唱を担当し、劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」は社会現象的な大ヒットとなりました。あの伸びやかで力強い歌声は、今聴いても鳥肌が立つほどの素晴らしさです。
このエルサ役での成功は、ひとつの到達点かと思いきや、さらなる快挙へと繋がります。続編『アナと雪の女王2』では、なんと米国アカデミー賞授賞式で主題歌を歌うという大役を任されたのです。
世界各国のエルサ役キャストと共に、堂々と日本語のパートを歌い上げた姿は、多くの日本人に感動を与えました。日本人初という歴史的な快挙であり、一人の日本人として、とても誇らしい気持ちになりますよね。
今回は、女優・歌手として活躍する松たか子さんの夫や、華麗なる家系図、そして世界が認めた歌の才能についてご紹介しました。
こうした力強い家族の支えと、ご本人のたゆまぬ努力が、松たか子さんという唯一無二の表現者を作り上げているのですね。彼女の今後の活躍からも、ますます目が離せません。
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