元宝塚歌劇団花組トップスターとして輝かしいキャリアを築き、退団後も女優として活躍し続ける真飛聖(まとぶせい)さん。48歳(2025年9月現在)を迎えた今、多くの方が気になるのが恋愛・結婚事情ではないでしょうか。そこで今回は、真飛さんの結婚観や、噂された北村一輝さんとの関係などを詳しく紹介していきます。
真飛聖は結婚している?旦那さんはいるの?
2025年現在、真飛聖さんは独身であり、旦那さんはいません。これまでにも結婚歴はなく、公に交際を発表した男性もいないようです。とても綺麗な方なので、結婚歴がない事を意外に感じる方も多いでしょう。あくまで私のイメージですが、宝塚出身の方は既婚率が低いイメージがありますね。
真飛聖さんを検索すると、なぜか「旦那」や「夫」というキーワードが関連ワードとして表示されます。真飛さんは、現在テレビで放送中の『DOPE 麻薬取締役捜査官』に高橋海人さんの母親役で出演されているので、彼女のプライベートが気になる方が増えているのかもしれませんね。
宝塚時代から数えると、30年以上も芸能業界で活躍している真飛聖さんは、結婚されていないのが不思議なくらい美貌の持ち主です。約11年前に舞台で共演した稲垣吾郎さんも、
“僕の好きなカサブランカの花のように美しい人。稽古の合間にみんなを交えて1度食事をしましたが、個人的には二人で行きたかった”
と話しています。花のように美しい人って言われてみたいですよね!
また、真飛さんもご自身のインスタで、当時の稲垣さんを「お髭ゴロさん」と呼び、ナイスガイでドキッとしたことを思い出した、と投稿しています。でも、残念ながら稲垣さんとの熱愛報道は否定されていました。お二人のツーショット写真はとてもお似合いですが、お互い仕事仲間として好意があるだけ、ということなのでしょうか。
真飛聖の結婚願望は?インタビューで明かした本音
独身を続けている真飛聖さんですが、結婚に対する願望は強いことをテレビ出演時に明らかにしています。2024年3月に放送されたフジテレビのバラエティ番組「ぽかぽか」に出演した際、結婚について聞かれた真飛聖さんは
“(興味)ありますよ!あるに決まってます、私…”
とコメントしました。
この発言からも分かるように、真飛聖さんは結婚に対してとてもポジティブな考えを持っていることがわかります。理想のパートナーについて聞かれた際には
“もはや無いです。私を受け入れてもらえたら。あと、私、犬を飼っているのでやっぱり犬のこともかわいがってくれたら”
と率直に答えています。年齢的にもということなのか、”もはや無いです”という答えに思わず笑ってしまいました。
宝塚出身の方は、高嶺の花のようなイメージを持たれがちだと思いますが、このやり取りからは、真飛さんの飾らない魅力的な人柄が伝わってきますね。
宝塚OGの中には40代で結婚された方もいます。例えば真矢みきさんは40代で結婚されており、真飛さんにも今後そうした日が訪れるのでは?期待してしまいます。
現在、真飛さんの同居しているのは、9歳になる愛犬、 ”おもちちゃん” 。パグの女の子です。現在は愛犬と充実したシングルライフを送っているみたいですね!インスタにも時々登場しています。誕生日やひな祭りの写真がアップされており、愛情を注いでいることが伺えます。
真飛聖と北村一輝の関係は?熱愛説の真相を徹底検証
真飛聖さんと北村一輝さんの関係について、気になっている方も多いのではないでしょうか。二人は、2017年に放送されたWOWOWのオリジナルドラマ「石つぶて〜外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち〜」で共演しました。
このドラマで真飛聖さんは北村一輝さんの愛人役を演じ、宝塚退団後、女優として初めてのラブシーンに挑戦しました。撮影当日はとても緊張していたという真飛さんでしたが、北村さんの初対面とは思えない濃厚なキスに、思わず心を奪われてしまったそうです。
さらに、もう一人の愛人とのラブシーンをオンエアで見て、少し嫉妬してしまったというエピソードも。初めての挑戦ならではの緊張と率直な気持ちが伝わる裏話ですね。
この共演をきっかけに、二人の熱愛説が囁かれたことがありました。しかし、北村さんは既婚者であり、実際には交際報道やプライベートでの目撃情報はなく、根拠のない噂にすぎなかったようです。真飛さんが、ドラマの役を通して北村さんへの思いを素直に語ったことや、共演シーンのインパクトが強かったことから、熱愛説が浮上してしまったのかもしれませんね。
真飛さん自身も、この件について特別にコメントすることはありませんでした。
真飛聖の気になる本名は?
真飛聖さんの本名について調査したところ、彼女の本名は「山下裕子(やました ゆうこ)」であることが判明しました!これは2024年7月に放送された『ぽかぽか』でご本人も話しており、ご自身の本名を”地味すぎる”と思っていることがわかりました。宝塚時代からファンの間では「ゆう」という愛称で呼ばれていたそうですが、本名から来ている愛称だったのですね。
真飛聖の名前の由来は?
タカラジェンヌの名前は、お洒落なイメージですが、なんて読むの?という名前がたまにありますよね。真飛(まとぶ)さんも珍しい名前で、気になったので由来を調べてみました。
まず、苗字については、真飛さんの母親が読んでいた小説『マートブ!自由を求めて550日』に出てくる主人公の名前”マートブ”からきています。ちなみに、マートブはペルシア語で月光という意味。響きが綺麗だったからつけたのだそうです。聖(せい)については、意外にも特に恩師につけていただいたとかではなく、なんとなくつけた、と話しています。
また、タカラジェンヌの名前は憧れのタカラジェンヌから一字もらうということがあるそうですが、花組男役の聖乃あすかさん(100期生)は、真飛さんに憧れて「聖乃」とつけています。
音楽家 山下宏明との関係について
そして2023年10月には多くの人を驚かせる事実が明らかになりました。音楽家の山下宏明さん(1974年12月19日生まれ)が、なんと真飛聖さんの2歳上の実兄だったのです。これは真飛さんと稲垣吾郎さんとの対談番組で明かされた事実で、稲垣さんも
”びっくりしている人多いんじゃない?お兄様が作曲家だっていうの。僕もびっくりしたもん”
とコメントしていました。
山下さんは神奈川県出身の音楽家で、これまでに数多くの映画やドラマ、CM音楽を手がけ、新しい地図(稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾)の楽曲制作にも関わっている実力派です。
母親がピアノ教師だったこともあり、幼少期からピアノを習っていたそうですが、大学卒業後は一般企業に就職。しかし、音楽への道を諦め切れず退職後に音楽学校へ入学しています。
これまで話す機会もなかったため、知らない人の方が多い、と真飛さんも言っていたように、兄妹関係はあまり知られていませんでした。この対談で明かされた時には多くのファンが驚きました。兄妹そろって、それぞれ違う芸能の分野でプロフェッショナルとして活動しているなんて素敵ですね。
真飛聖が独身を続ける理由とは?恋愛観から見える真相
真飛さんが独身を続けている背景には、宝塚時代の特殊な環境が少なからず関係しているようです。
2018年に放送された『梅沢富美男のズバッと聞きます!』に出演した際、真飛さんは宝塚時代の恋愛について語っています。宝塚歌劇団は恋愛禁止ではないため、実際に恋愛をしていた時期もあったそうです。
しかし、真飛さんは宝塚では男役。いくら仕事とはいえ、好きな人に男らしい姿を見られるのは複雑な思いだったとか。そのせいで仕事への気持ちが中途半端になり、自分自身が嫌になってしまったといいます。
そんなとき、先輩から”男役は現役でしかできない”と言われ、恋愛よりも舞台に集中しようと決意。退団するまでは恋愛を封印し、デートに着ていくスカートすら持っていなかったそうです。
何年も男役を演じていると、恋愛に対して積極的になれなかったり、戸惑いが出てきたりするのも無理ないですよね。
一方で現在は「好きな人と一緒にいられればそれで良い」というシンプルで素直な考え方を持っており、自然体で恋愛と向き合う姿勢に変わっているようです。
長年にわたって仕事を最優先にしてきた真飛さんの姿勢はとてもストイックです。宝塚退団後も女優として多忙な日々を送っており、現在はフジテレビ『ぽかぽか』の金曜メンバーとしてレギュラー出演するなど多方面で活躍しています。
独身である理由は決してネガティブなものではなく、むしろ自分らしい生き方を貫いてきた結果だといえるでしょう。良い出会いがあってタイミングが合えば、結婚の可能性も十分あるのかもしれませんね。
まとめ
ここまで、真飛聖さんの恋愛・結婚観、そして仕事にまつわるエピソードなどを見てきました。真飛さんの理想の男性像は、“自分を受け入れてくれて、犬も大切にしてくれる人” でした。
真飛さんは結婚歴はありませんが、独身を貫くことはマイナスではなく、「自分らしく輝き続けるための選択」なのかもしれません。
気になる北村一輝さんや稲垣吾郎さんとの関係は、ドラマでの共演が生んだ噂に過ぎず、実際は交際の事実はありませんでした。
また、本名、そして実兄が山下宏明氏であるという意外な一面についても知ることができました。
宝塚時代の華やかなキャリアに始まり、退団後の女優としての挑戦、そして現在の幅広い活動へと、常に挑戦を続けている真飛聖さん。これからも女優としての活躍やプライベートにも注目していきたいと思います。
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