飾らない人柄と確かな演技力で支持される女優・小芝風花さん。実はフィギュアスケートで全国大会に出場した経験を持つ実力者でもあります。
この記事では、学業と芸能活動を両立しながら歩んできた彼女の努力と成長の軌跡を紹介します。
小芝風花の学生時代:大阪から始まった夢
地元・堺市でのびのび育った小学校時代
小芝風花さんは1997年、大阪府堺市堺区で誕生しました。通っていたのは、堺市立浅香山小学校。明るく元気な性格で、友達と活発に遊ぶ一方、真面目に何事にも取り組む生徒だったといわれています。特に運動が得意で、子どもながらに周囲から信頼される存在だったそうです。
この頃に育まれた素直さや協調性、そしてチャレンジ精神が、のちに芸能界で活かされる“土台”となったことは間違いありません。
全国レベルのフィギュアスケーターとして活躍した中学時代
浅香山中学校に進学した小芝さんは、フィギュアスケートに本格的に打ち込みます。朝早くからリンクに立ち、放課後もひたすら練習。全国大会レベルの合宿に参加するほどの実力で、将来はプロのスケーターになることを夢見ていました。
しかし、運命を変えたのは中学2年のとき。「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」に出場し、見事グランプリを獲得。ここから、小芝風花さんの新しい道”女優の世界”が始まったのです。
芸能活動との両立と高校時代の奮闘
東京への転校と新生活のスタート
芸能界入りを果たした小芝さんは、より本格的な活動に向けて東京へ移住。転校先に選んだのは、芸能コースがある「日出高校」(現在の目黒日本大学高校)です。芸能人も多数通うこの高校で、仕事と学業の両立に挑むことになります。
慣れない土地、忙しい撮影スケジュール、そして勉強。普通の高校生とはまったく異なる日常の中で、小芝さんは弱音を吐かず、前向きに努力を重ねていきます。
通学困難から通信制へ転科
多忙を極める芸能活動の中で、通学時間の確保が難しくなった小芝さんは、途中で通信制課程に切り替える決断をします。自分のペースで学習しながら、しっかりと単位を取得。仕事と学業の両立に励みます。
大学進学せず女優業に専念した理由とは
高校卒業後、小芝さんは大学進学を選びませんでした。理由はシンプル。「女優としての道に集中したい」という強い思いがあったからです。
彼女は「おばあちゃんになっても女優でいたい」と公言するほど、演じることへの情熱を持っています。学歴よりも、自分が心から打ち込めることに時間を使いたい。その覚悟ある選択が、いまの彼女の成功につながっています。
小芝風花のひたむきな努力と成長の軌跡
小芝さんの魅力は、その透明感あるビジュアルや自然体の演技力だけではありません。どんな役にも真摯に向き合い、役作りには時間を惜しまず挑み続ける姿勢は、業界内外から高い評価を得ています。
近年では主演作品も増え、ドラマ・映画・CMなど幅広いジャンルで活躍。2025年にはTBS系日曜劇場『19番目のカルテ』にも出演し、ますます注目を集めています。
小芝風花の学歴とキャリアを総まとめ
学年 | 学校名 | 特記事項 |
---|---|---|
小学校 | 堺市立浅香山小学校 | 活発で明るい性格 |
中学校 | 堺市立浅香山中学校 | フィギュアスケートで全国大会出場 |
高校(前半) | 日出高校(現:目黒日本大学高校) | 芸能コースに進学 |
高校(後半) | 通信制課程 | 学業と芸能活動を両立 |
大学 | 進学せず | 女優業に専念 |
まとめ:夢を追い続ける力が未来をつくる
小芝風花さんの学歴やこれまでの歩みには、一貫して「夢を諦めない強さ」と「自分を信じて努力する力」を感じます。
フィギュアスケートで培った精神力、芸能界での奮闘、そして学業との両立。そのすべてが、彼女の今につながっていると言えるのではないでしょうか。
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