NHKの最新ドラマ『ひとりでしにたい』主人公綾瀬はるかさんの弟役には小関裕太さんが決定しました。どんなドラマでしょうか?
ドラマ『ひとりでしにたい』の基本情報
6月21日(土)午後10:00~10:45(全6回)でスタートするNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』は、文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞を受賞したカレー沢薫による漫画「ひとりでしにたい」が原作となっています。
テーマは「終活」。綾瀬はるかさん演じる主人公の山口鳴海が、憧れていた叔母の孤独死をきっかけに終活について考え、葛藤する社会派終活コメディーです。
よりよく生きて、よりよく死ぬ方法を模索していく物語になっています。
ドラマ『ひとりでしにたい』の出演者情報
山口鳴海(綾瀬はるか)【主人公】
30代後半、独身を謳歌している。憧れの叔母の死をきっかけに終活について考え始める。
山口聡(小関裕太)
主人公鳴海の弟。まじめで堅実。子供のころから「楽しそうな姉」「つまらない弟」と比べられて育ったせいで姉にゆがんだ感情をもっている。
佐野勇斗(那須田優弥)
同僚で24歳のエリート官僚。鳴海に興味をもちつつも、複雑な関係
山口和夫(國村隼)
昭和の頑固おやじ。2年前に定年退職して家では置き物状態。
山口雅子(松坂慶子)
専業主婦。子育てで疲れていたころ義姉(光子)に馬鹿にされていた。
現在はヒップホップに夢中。
山口光子(山口沙也加)
鳴海の叔母。独身でバリバリのキャリアウーマン。孤独死で発見される。
川上健太郎(満島真之介)
鳴海の元彼。保険会社勤務。保険を見直すため15年ぶりに再会することになる。原作にないオリジナルのキャラクター。
山口まゆ(垣松祐里馬)
鳴海の義妹で聡の妻。学歴コンプレックスをもっている。
ドラマ『ひとりでしにたい』の見どころは
「終活」「老後」という一見すると重く暗い話しになりがちな内容をコメディドラマとして描くという試みはとても興味深いです。
30代後半~50代の視聴者にとっては自分ごととして考える場面が多いのではないでしょうか。
死や老後についてはどうしても避けがちな話題ですが、この『ひとりでしにたい』を見ることで家族の死や自分の死について自然と考えるきっかけになりそうです。
主人公を演じる綾瀬はるかさんは原作となる漫画の表情も参考にしながら、現実離れしないコミカルな表情をつくりあげた様です。明るく表情豊かな演技が得意の綾瀬はるかさんのコミカルな演技にもぜひ注目です。
ドラマでは原作の漫画のキャラクターのポーズを忠実に再現した動きも面白くて必見です。
また、原作は未完結ですのでオリはジナルなラストが用意される可能性があります。あわせて楽しみにしたいと思います。
ドラマ『ひとりでしにたい』小関裕太の役柄とは
小関裕太さん演じる山口聡は主人公山口鳴海の弟で、子供のころから姉と比較されて育ちます。
おとなしくてまじめで堅実な性格で「楽しそうな姉」と「つまんない弟」と対比されて育つことで姉に対してゆがんだ感情をもってしまいます。
その影響で聡は大人になっても鳴海に対して反抗的な態度をとってしまいます。
原作での聡はモラハラ気質か?と思わせる性格なので、今回の「山口聡」という心に葛藤を抱える青年を小関裕太さんがどう演じてくれるのかが楽しみなところです。
まとめ
6月21日(土)スタートの最新ドラマ『ひとりでしにたい』は「終活」を軸に人生の中盤以降をどう生きるのかを明るくコメディに描いた作品です。
小関裕太さんは心に葛藤を抱える青年という難しい役どころをどんな風に表現してくれるのでしょうか。繊細な表現力と独特の雰囲気のある俳優さんですので注目したいところです。
ドラマではどんなラストを迎えるのか、オリジナルのラストに期待が高まります。
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