大河ドラマ『べらぼう』 正体不明の謎の浮世絵師 写楽を演じるのは?

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』物語は後半に突入!

ワクワクがとまらない今後の見どころをご紹介します。

個性派クリエイターたちの共演が熱い!

主人公・蔦屋重三郎(以下「蔦重」)役の横浜流星さんはインタビューで「今後の見どころの一つは、やはり絵師や戯作者、狂歌師と蔦重の交流がたくさん描かれること」と語っています。

最新の第23回で、蔦重は

「俺には歌麿がいる。まぁさん(喜三二)、春町先生、赤良先生、重政先生、政演、太夫、三和、燕十さん、政美。オレの抱えは日の本一に決まってる!」

と自信満々に宣言し、吉原から江戸の出版の聖地・日本橋へと新たな一歩を踏み出します。

蔦重は、ただ本を出版するだけでなく、多くの才能ある人たちを発掘し、育てた“プロデューサー”のような存在。

才能あふれる個性豊かな仲間たちと一緒に、どうやって斬新なヒット作品を次々と生み出し、出版界を席巻していくのか。これからの展開が楽しみで仕方ありません!

蔦重が生み出した浮世絵の二大スター 喜多川歌麿と東洲斎写楽

その中でもこれから特に注目したいのが、蔦重が才能を見出した二人の天才浮世絵師、喜多川歌麿と東洲斎写楽です。

喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)は、美人画の名手として知られる江戸時代を代表する浮世絵師。蔦重の支援を受けて、数々の名作を生み出しました。

そんな歌麿を演じるのは染谷将太さん。

ドラマでは、幼い頃に蔦重に助けられ、才能を認められた歌麿が「俺が当代一の絵師にしてやる!」という蔦重の言葉を胸に、二人三脚で歩んでいく姿が描かれています。

お互いを支え合いながら、二人の絆がどんどん深まっていく様子は、見ているこちらも胸が熱くなりますよね。

そしてもう一人が謎の絵師、東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)。

2025年6月現在、写楽役のキャストはまだ発表されていません。

この“正体不明”な感じが、写楽のミステリアスな魅力をより引き立て、SNS等でキャスト予想が大きな話題となっています。

大河ドラマ『べらぼう』は謎の絵師・写楽をどう描くのか

東洲斎写楽は、正体不明で日本美術史上最大のミステリーともいわれる人物です。

わずか10か月ほどの間に約140点もの作品を発表し、その後忽然と姿を消したのです。彼の代表作「大首絵」は、リアルすぎる表現で当時の人々を驚かせ、賛否両論を巻き起こしました。

写楽の正体については、現在も様々な説が飛び交っています。最も有力とされるのは「阿波徳島藩の能役者・斎藤十郎兵衛」説ですが、決定的な証拠はありません。

他にも「写楽は複数人だった」「蔦屋重三郎自身が写楽だった」など、大胆な仮説も存在します。

脚本の森下佳子さんは、「写楽が誰か」よりも「なぜ蔦重は売れなくなった写楽の絵を出し続けたのか」というところに興味を持っているそう。歴史の謎を追うだけじゃなく、蔦重や周りの人たちの視点から写楽の正体に迫るストーリーを作りたいと語っています。

『べらぼう』は写楽をどのように描くのか、また誰が演じるのか。

ファンも今か今かと待ちわびています!

今の時代と重なる『べらぼう』の世界

『べらぼう』の舞台は江戸時代ですが、描かれる社会問題は現代と重なる部分がたくさんあります。

これから、凶作や火山噴火で米の値段が急に上がり、庶民の暮らしが苦しくなるシーンも描かれるかもしれません。今の物価高や米不足、景気の厳しさと重ねて見ると「昔も今も変わらないんだなあ」と共感するところも多いです。

また、時代は「寛政の改革」へと進み、贅沢や風俗の取り締まりが厳しくなります。出版業界や浮世絵師たちにも大きな影響が出てくるでしょう。

そんな厳しい時代の中で、蔦重が知恵と行動力でどうやって時代を切り拓いていくのか。彼の挑戦と信念は、今を生きる私たちにも勇気をくれるはずです。

まとめ

大河ドラマ『べらぼう』の今後の一番の見どころは、“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の挑戦と、個性豊かなクリエイターたちとの熱い交流です。

特に写楽をめぐる謎は、歴史好きはもちろん、ミステリー好きの心もグッと掴みます。

これからも蔦重と歌麿の絆、そして写楽の謎がどう展開していくのか、気になるキャストも予想しながら、一緒に楽しみましょう!

まだ見ていない方も、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

 

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